携帯販売員心得

中卒→派遣→正社員登用→教育主任の元携帯販売員

【どっちも】「販売とNPSどっちが大事?」

携帯販売のショップ店員は営業でしょうか?
それともサービス業でしょうか?

10年間いろんなスタッフに聞いてきましたが、優秀なスタッフはたいてい「どっちも」と答えます。
つまり逆説的には、
「どっちも」と答えられる考え方を身につけるのが優秀なスタッフになる近道です。


僕は教育の初回で、「お客様、店舗、キャリアの3者を、商材を最大限活用してwin-win-winにするのが、僕たちの仕事です」と話しています。
非常に単純ですが、これを目指す理想像に置くことで、簡単に「どっちも」の感覚が身につくんです。




たとえば、キャリアで取り扱うすべてのコンテンツは、単なる営業の一面ではなく、顧客満足度を高めるためのツールとして捉えるべきです。

新商材の取り扱いが始まる場合、3者にとってどんなメリットがあるか明確にすることをクセ付けます。

クレジットカードを例にしましょう。
お客様はポイントが倍貯まリます。
当然獲得すれば店舗指標に貢献でき、
キャリアは自社経済圏を広げることができます。

このように、「お客様のお得を追求することで店の営業成績が伸びる」し、「成績のためにコンテンツの勉強をたくさんすればお客様にお得なご案内ができる」んです。

営業を突き詰めたスタッフは、誰よりもお客様をお得にしてあげられるサービスアンバサダーであり、
誰よりもお客様を満足させてあげられたスタッフは、自然と営業成績の上がるトップセールスマンになります。


携帯ショップでの接客は、営業とサービス業が表裏一体であり、どちらの考え方も大切です。
そしてwin-win-winが作れるプロフェッショナルなスタッフは、そのどちらも高いレベルでこなす事ができるのです。